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執筆者の写真松本 啓嗣

MEOでの不正ランキング操作にご注意!こんな業者は要注意!


MEO/SEO業者、Googleストリートビュー認定フォトグラファーによるMEOの不正ランキング操作にご注意を!トラブル発生中。

■不正MEOが増えている

本来、Googleマップの上位表示はGoogleマイビジネスの最適化や、その他、適切かつ正当なMEO施策に基づき行われるべきものです。

しかし、昨今、一部のMEO/SEO業者、Googleストリートビュー認定フォトグラファーによる、MEOの不正ランキング操作で、お客様のランキングを上げようとする業者が増えています。おそらく、目先の売り上げを手っ取り早く稼ぎたいのでしょう。。。

Googleガイドラインに違反する不正且つ不適切なMEOの施策でランキングを上げようとする行為には、Googleは厳格なペナルティーを科しています。日本でもペナルティーの報告がされています。Googleマイビジネスの利用停止や、悪質と判断される場合は、対象事業者のサイトがGoogle検索のインデックスから除外されることもあるそうです。


■こんな業者は要注意

多くのMEO/SEO業者やGoogleストリートビュー認定フォトグラファーは、健全な業者で、不正または不適切なMEO(ローカルSEO)を行うことはありません。しかし、残念ながら​、一部の業者は、明らかな不正または不適切なMEO(ローカルSEO)を行っています。しかも、その数は増えています。結果に対して責任を負うのは業者ではなく、MEOサービスを利用する事業者側です。自己責任となりますので注意が必要です。特に以下のような業者には、サービスをお願いする前にしっかりと内容を確認する必要があるかもしれません。健全な業者であれば、細かな質問にも丁寧にウソ偽りなく答えてくれます。そうでなければアウトです!

  • やたらにMEOやローカルSEOの営業をかけてくる事業者

  • 最近ネットでMEOやローカルSEOに対する宣伝広告、勧誘が増えている事業者

  • 上位表示(特に上位3位以内やローカル3パック)の確率が70%、80%、90%以上などと謳っている事業者

  • 成果報酬でMEOやSEOの案件を獲得しようする事業者

  • Googleのガイドライン違反となるMEO施策を質問した時に具体的に回答しない事業者

​以上をもって、全ての事業者が直ちにブラックということではありません。健全な事業者もあります。ただし、このようなことを大々的に謳っている場合は、念のため、少なくとも施策の内容だけは納得いくまで話し合い、吟味する必要があると言えます。

また、以下2点を含む業者は要注意です。明白な違反行為です。場合によっては一発アウトです!

  • 自社のGoogleマイビジネスの「ビジネス名」に、ビジネス名以外のキーワードとなるフレーズを含ませている業者(詳細は後述)

  • 上記をお客様のMEO施策にも行う業者

Googleマイビジネスの「ビジネス名」の項目にビジネス名以外のフレーズを含ませることは、Googleマイビジネスのガイドラインに明白に違反する行為です。

MEO(ローカルSEO)やGoogleマイビジネスに詳しくない一般の事業者が、これらの行為を知らず知らずの間に行ってしまうことはあるとしても、SEO/MEO業者やGoogle認定フォトグラファーなどの専門家が知らないと言うことはまずあり得ません。熟知の上、故意に行っている可能性が高いと言えます。なぜなら、専門業者は、Googleをサービスや動向、ポリシーなど、詳細をこれでもかと言うほど研究しています。特に、Googleマイビジネスのガイドラインは、MEOをサービスとして提供するものなら、最低限知るべきの基本事項です。知らなければ業者とは言えません。

これらの違反行為を行う事業者からは、次のような言い訳がよく聞かれます。

「へえ、そうですか。知らなかったなぁ」

➡ 本当は知っているでしょ!知らないなら業者とは言えません。

「施策の詳細は企業秘密なのでお話できません」

➡ 企業秘密となるような施策は存在しません。やることは決まっています。業者がやるのは代行だけです。

「現時点でペナルティーとなっているお客様はいません」

➡ 既にみんながペナルティーになっているなら誰もやりません。また、実際にペナルティーも科されています。それより、問題は明白なガイドライン違反という一点です。

「多少のグレイゾーンは目をつぶりましょうよ。実際に上位表示されて儲かればお客さんもうれしいでしょ!」

➡ 「法律を犯しても儲かればいいでしょ。バレなきゃいいんだから」・・・と、同じ思考回路です。それにグレーゾーンではなく、完全なブラックです。公式ガイドラインにも明確に記載されています。


当社でも、以前、これら違反がどれだけGoogleのマップ検索での上位表示に影響を与えるか調査したことがあります。結果は明白で、ほぼ100%近い確率で数日中に上位3位以内にランクされました。しかも、どれも1位表示になりました。しかし、これらの違反施策を止めると、数日中にランクは下がります。そこから適正な施策でランクインさせるには、それなりの時間を要します。しかし、不可能ではありません。

おそらくGoogleもこの事実を把握しているからこそ、この不正行為には厳格に対処するスタンスを取っているではないでしょうか?

■Googleの対応

Googleは、以下のようなことあまり歓迎していないようです。

  • MEOやSEOで成果を保証する、あるいはそう匂わせるような表現や営業方法

  • 成果報酬で行うMEOやSEO

ただし、成果を具体的な数値で謳うことも、成果報酬で営業することも、営業方法は個々の業者に委ねられますので、数値成果を確定的に明言、あるいは保証していない限り、Googleのポリシーに対する明確な違反とは言えません。営業手法の範囲であり、特に問題になるわけではありません。

Googleは以前、不正または不適切な方法でSEOを行うサイトに対して、厳格なペナルティを科したことがあります。日本でも、Googleのインデックスから削除される(Google検索に表示されない)サイトやランキングが下がったり、圏外となるサイトが続出しました。そのため、昨今、SEOでは目立った不正は少なくなっています。(一部ではまだ行われています)。

しかし、マップ検索のためのMEOは比較的新しい施策でもあり、Googleの検証やアルゴリズムが、SEOほど緻密でも厳格でもない、とも言われています。そのためなのか、Goolgeが不正、または不適切とするガイドライン違反を公然と行い、不正にマップ検索のランキングを上げようとする業者(SEOやMEO業者やGoogleストリートビュー認定フォトグラファーなど)が、一部で存在しています。

Googleは明確なガイドラインを設定していて、違反する事業者には、Googleマイビジネスの停止などのペナルイティーを科しています。特に悪質なケースでは、当該事業者のサイトのインデックスが削除されたこともあると聞いています。

■不正MEOは違反報告で発覚する

MEOはSEOと比べ、比較的容易に不正にランキング操作ができてしまう脆弱性があるのも否めせん。そのためか、それを利用する業者が一部で存在するのも確かです。しかし、Googleよりペナルティを科せられて実害を被るのは、不正を行う業者ではなく、事業者としてのお客様ご自身です。たとえ業者のMEO施策によりマップ検索で上位表示が実現したとしても、ペナルイティーを受けてしまえば、それ以上の被害を被ります。

SEOでのパンダアップデートやペンギンアップデーの時のように、お客様がペナルティーを受けても、業者が自ら責任を取ることはまずなく、残念ながら、お客様の泣き寝入りとなる可能性が高いと言えます。

GoogleはこれらのMEO施策を違反行為と明確に定義していますが、現時点でアルゴリズムで自動的に識別する技術はないようです。そのため、多くの違反はGoogleへの違反報告で発覚しています。実際に、アメリカでは同業者などからのGoogleへの違反報告で、不正が発覚するケースが増えていると聞いています。日本でも、Googleへの違反報告はあります。お客様は何も知らなくても、誰かに違反報告がされると、Googleよりペナルティーを受ける可能性があります。そのため、今のMEO施策に不正が含まれていないかどうか、今一度確認する必要があると言えそうです。当社が見る限りでも、多くの不正が確認できます。注意が必要です。


■Googleマイビジネスの違反行為を知る方法

Googleは、Googleマイビジネスの公式サイトで、利用方法を初め、ガイドラインについても明確に記載しています。まずはお客様ご自身で、その内容に目を通すことをお薦めします。

自社のMEO対策が不正の可能性が高いと判明した時は、依頼した業者に改めて対応を相談するか、自社で対策を考えるか、もしくは、第三者の業者に対応をお願いするかの選択になるかと思います。

現在不正行為を行っている業者でも、悪質性はあるものの、そこまで悪徳な業者も少ないのではないでしょうか。まずは、依頼先に相談してみるのがいいでしょう。いずれにせよ、何かの結論を出す必要があります。

当社のアドバイスは、不正と思われる対策は全て排除し、改めて適切なMEOのみで対策を継続することです。一時的にランキングが下がる可能性があるのは否めませんが、今の業者でも正当な方法でランクアップができるのであれば、継続するのも一つの方法です。現時点でペナルティを受けていなければ、すぐに改善すれば、今後ペナルティーを受ける確率も大幅に下がります。また、実際にGoogleから警告などが届いたとしても、既に対応していることを伝えれば、ペナルティーを回避できる可能性は高いと思われます。

Googleも認めているように、一部のGoogleの認定パートナーやGoogleサービスを自社の提供サービスとして取り扱う事業者の中には、Googleのガイドラインに違反する行為で営業を行う輩が、MEO(ローカルSEO)に限らず、実際に存在します。違反報告をGoogleに行うこともできますが、それよりもまずは、自己責任で防衛し回避することが得策です。実害を受けるリスクだけは最大限避けましょう。不正な方法で営業を獲得しようとする業者は、何れ自然に淘汰されるのではないでしょうか?

なお、Googleの公式ページだけでは、何が不正に当たるのかよくわからない場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。また、自社のMEOに不正や不適切な要素があるかどうかを確認、相談されたい場合も、コチラまでお気軽にお問い合わせ下さい。[お問い合わせ

また、当社は不正なMEOを行う業者を固有名詞で特定してお伝えすることも、また、当社に直接の損害がある場合、あるいは間接的だがそれ相当の被害がある場合を除き、Googleに対して不正行為の報告を代行することもありませんので、予めご了承下さい。そのようなスタンスは取っていません。


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