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執筆者の写真松本 啓嗣

ルールを作るのはあなた!主役はお客!お客をあなたの舞台に上げてあげればビジネスは好転する。


もし、あなたが世界ランキング1位のテニスプレーヤーなら、バスケットボールでオリンピックに出ようなんて考えませんね。料理が得意なら、料理本を出しても、わざわざ苦手なテニスの勝ち方なんて本は書きませんね。あなたが何かで勝たなければいけない時、最も得意とすることで戦う方が勝算は高くなります。わざわざ苦手なことをやって相手のルールに合わせては、勝利はずーっと遥か彼方に遠のいてしまいます。

主な内容

  • 絶対に勝てる分野を探す

  • 自分のルールを作り、自分のルールで戦う

  • 自分のルールで主役たちを自分の舞台に上げる

◇◇◇◇◇◇◇

■絶対に勝てる分野を探す

もしバスケットボールプレーヤーなら、テニスが得意な相手にテニスの勝負で負けても、ワン・オン・ワン(バスケットの1対1の勝負)なら勝てますね。

当然です。

あなたの得意な分野であなたのルールで闘えます

これは起業にも当てはまります。

  • 自分が得意とするものや方法

  • 確信的な勝算があるものや方法

  • 誰よりも優れているものや方法

  • 自分にはできても他の人がやりたがらないものや法

  • 絶対にやり続けられるものや方法

こうした分野を見つけることが、勝つための近道と言えます。

これから起業するのであれば、その前にどんなに時間をかけてもいいですから、まずは自分が勝てる分野を見つけてから起業することをお薦めします。

もし既に起業していて、あまりうまくいっていないのでしたら、自分が勝てる分野で勝てる方法をやっているのか、もう一度再点検する必要もありそうです。

 

■自分のルールを作り、自分のルールで戦う

起業すると誰でも「なんでこんなに多くの人が同じことをやっているんだ!」と思うはずです。つまり、戦う相手の多さに愕然とします。

その誰もが、自分より上手で、優れていて、何もかもうまくやってのけています。自分が割って入る隙間もないほどです。それでも、頑張って闘いを挑んでみますが、あえなく撃沈されます。それもいとも簡単に。。。

相手の得意のゲームで、相手のルールで戦っても勝算はありません。

  • 強みは何ですか?

  • まだ誰もやっていないことはありませんか?

  • どんなお客様なら誰よりも惹きつけることができますか?

  • どんなお客様なら誰よりも理解できますか?

  • 自分のルールで戦えるものはなんですか?それも誰よりも勝算髙く。

  • 自分がルールを作れる分野はありませんか?それも誰よりも上手に。

自分の得意な方法で、自分のルールで戦える方法を見つければ、一気に勝算は高まります。

必要ならルールは自分で作ればいいと思いませんか。自分のルールに変えればいいのです。そこに多くの観客(お客様)を惹き込めれば、他のみんなもあなたのルールで戦うしかありません。

 

■自分のルールで主役たちを自分の舞台に上げる

もう終わったとまで言われたマクドナルドが、現CEOサラ・カサノバ氏の下、奇跡的なV字回復で業績を復活させたことは、皆さんもの記憶にも新しいのではないでしょうか。

※関連記事はコチラ⇩

マクドナルドは、自分たちのルールで戦える新しい方法を考え抜き、実行し、見事に業績を回復させました。「延べ6000人を超えるお客様へのリサーチ」、「全国の子供を持つママとのタウンミーティング」、「徹底的な現場主義」、「マックとマクドの人気投票」など、どれも他社が直ぐには追随できない、あるいは永久にできない、マクドナルドが作り出した新しいルールです。

そのルールの下、主役であるお客様と働く従業員を現場に引き戻しました。つまり、マクドナルドが作った新しいルールで主役たちを舞台に引き上げたのです。

虫の息とも言われた創業以来最悪の赤字から見事にV字回復を果たしました。それも、短期間の間に。

それまで通り、他社と同じ路線を走っていては、絶対に成し遂げられませんでした。自分たちの得意な方法で、自分たちのルールを作り、その舞台に主役たち(この場合、お客と従業員)を引き上げたからこど成し得た快挙です。

たくさんのプレーヤーが競い合う中、競争を優位に勝ち抜くためには、自分の得意なゲームを自分のルールで戦うべきです。必要なら、自分の有利なようにルールを作り変えるのもありです。相手のゲームに飲み込まれるのはよくありません。相手のルールが不利なら、自分のルールを作って主役たちを自分のルールに巻き込みましょう。



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