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執筆者の写真松本 啓嗣

『シェアド・コンテンツマーケティング(38)』説得力のある記事にする手っ取り早い方法


シェアド・コンテンツマーケティング(SCM)は、自社のツールや製品、サービスなど商材をPRブログにして配信するコンテンツマーケティングです。自社商材だから、誰より詳しいのは事業者そののもです。ただし、より説得あるコンテンツにするにはちょっとした工夫も必要です。今回は自社のPRブログにより深みを持たせ、説得力のある記事にするための方法について考えます。


シェアドコンテンツメディア①:短期間で成果を上げるマーケティングの融合

主な内容

  • 読者は疑い深い

  • リサーチが重要

◇◇◇◇◇◇◇

■読者は疑い深い

シェアド・コンテンツマーケティング(SCM)でより効果を上げる方法は、露出を高めることです。つまり、公開頻度を増やして、アウトプットを出来る限り頻繁に行うことです。

ただし、自分よがりな記事ばかりが増えても、読む人たちにはあまり響きません。そこで記事のクオリティを落とさず、アウトプット(更新頻度)上げる方法が必要になります。そのためにはより記事に客観性を持たせ、説得力を貯める工夫が必要です。

その手っ取り早い方法が

リサーチ

です。「えっ、自社PRブログなのにリサーチが必要なの?」、そう思った方も多いのではないでしょうか?

はい、必要です!

むしろ自社のPRブログだからこそ、客観的な目が必要です。説得力を持たせることができれば、より反応は良くなります。

読者(ユーザー)は想像以上に疑い深いので、記事に説得力を持たせるためには裏付けが必要になります。どんなに「いいよ」「素晴らしいよ」っと伝えても、ただのPRか、その事業者の意見に過ぎません。疑い深い読者はそんなことは信じません。疑い深い読者には何か信頼できる客観的な根拠が必要です。

これを読むと「なるほど、ごもっとも」と思われる方も多いでしょう。ただ、「何をどうやってリサーチすればいいの」、その疑問が残るのではないでしょうか。

そこで、多くのライターやそのスタッフがやっているリサーチの内容をピックアップしましょう。

 

■リサーチが重要

webライターが行うリサーチは多岐にわたります。ほとんどはクライアント(顧客)のためにコンテンツを作るわけですから、自社のPRではありません。だからこそ、webライターは入念なリサーチは行うのです。そもそも自分が知らないものについて、より客観的で説得力があるコンテンツにすることが求めらているからです。webライターにはリサーチは欠かせません。

自社PRブログを書くときには、その手軽さのため、どうしても「客観的な目」が抜け落ちてしまうという盲点があります。そうすると、読者にはただの宣伝に映ってしまいます。自社PRブログでもリサーチは重要です。

  • 自社や商材に報道、記載記事など

  • お客様の声

  • 導入事例

  • お客様での実際の使い方

  • お客様や企業とのコラボ・イベントなど

  • 商材の効果、成果、効能を後押しする学術研究

  • 商材の効果、成果、効能をに関連する学者の意見

  • チャート、グラフ、説明図

  • 関連する画像や動画

  • 専門家や、それらしき人からの推薦

  • 著名人や、それらしき人からの推薦

  • 商材の効果、成果、効能に関連する公式な情報源からの引用

  • 商品開発の歴史、プロセス、苦労や障害など

  • 開発者の声

  • トップ(社長)のメッセージ

  • その他、特異性や意外性、話題性のある補足情報

これらを社内外から集めてストックしておきます。社内だけでも情報はたくさんあります。特に営業や開発現場にはさまざまな情報があるはずです。必要なら社外にもリサーチを行います。お客様や関連の専門家などに直接コンタクトし、出向き、情報を集めて下さい。取材も効果的です。

一つの記事を書く毎に行うのは大変ですので、これらを業務の一部として定期、非定期に行うようにすると、より多くの情報を集め、ストックしておけます。必要な時に必要な情報を取り出しコンテンツに含ませる、また、その情報を使いまわしすることもできます。

実は、どんなwebライティングでもその仕事の多くは、書くことではなく、このリサーチにあります。如何に質の高いリサーチができるかが、他社よりお客様を多く惹きつけるコツとも言えます。



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