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  • 執筆者の写真松本 啓嗣

『シェアド・コンテンツマーケティング(28)』SNSを利用して拡散力を高める


シェアド・コンテンツマーケティングの特徴はフロー型メディアの特性を活かしたニュース性と話題性のあるPRブログをコンテンツとして配信すること。その場の反応を掴み、自社サイトへの流入や問い合わせなどのコンバージョンすることを目指します。当然ですが、より多くの人にリーチできた方が、その効果は高まります。そこで、有効に活用できるのがSNSの拡散力です。今回はシェアド・コンテンツマーケティングとSNSの相性についてお話します。


シェアドコンテンツメディア①:短期間で成果を上げるマーケティングの融合

主な内容

  • SNSとシェアド・コンテンツマーケティングの相性

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■SNSとシェアド・コンテンツマーケティングの相性

シェアド・コンテンツマーケティングを利用する最大のメリットは、共通の興味・関心を持つ対象を既に多く抱えるメディアプラットフォームで自社のPRブログを発信できる点です。

従来のコンテンツマーケティングより早くマーケットの反応を取ることができます。従来のコンテンツマーケティングは、まずはサイトを育てて認知させることから始めるので、とにかく成果が出るまで時間がかかります。これが最大のデメリットであり、資金などリソースが限られるスモールビジネスの事業者にとっては、あまりにも高い岸壁をよじ登るようなものです。体力が続けばいいのですが・・・。

しかし、自社サイトを育てることがメインの目的ではないシェアド・コンテンツマーケティングでは、自社や自社の商材をPRブログにして公開コンテンツにしますので、直ぐにダイレクトな反応を得ることが期待できる事業者の向けのブログサービスと言えます。ゆっくり、じっくり自社サイトを育成するのではなく、とにかく、「今」、事業者の何か(事業者自体、製品やサービス、その他何でも)に興味関心を示す人を集めることが主な目的です。

「今」、興味関心を示すお客様を集める、または増やす

タイミングは「今」、ターゲットも「今」です。

では、なぜ、「今」にこだわるのか?それは、今後ますますマーケティングでは重要視される「初期マーケティング段階での潜在見込客」をより多く集めるためです。

販売の歴史を辿ると明白ですが、販売における施策の重要度はバックエンドからどんどんフロントエンドに寄っています。この辺りについては、また別な記事でお話します。とにかく、ここで覚えておいていただきたいのは、次のことです。

マーケティングの初期の段階でどれだけ多くの興味関心の対象を掴むことができるかで、販売の成否、ひいてはビジネスの勝負が決まる。

もう、そんな時代になっているということです。※ 初期マーケティングの重要性については、以下の記事でも少し触れていますので、ご興味のある方は、ぜひ、そちらもお読みください。

シェアド・コンテンツマーケティングは同じ興味や関心の対象をユーザーとして既に集めていますので、PRブログを開設する事業者にとっても有効なメディアプラットフォームです。しかし、もっと拡散力が必要です。同じ興味関心の対象のプラットフォームの中だけでなく、もっと広く拡散することで、自社のPRブログをもっと多くの人に知らせることができます。

そんな時、大いに活用できるのがソーシャルメディア・・・SNSです。

シェアド・コンテンツマーケティングはフロー型メディアでニュースや話題を提供するコンテンツ配信を行いますが、そのベースはPRブログとであり、ストック型メディアです。

実は、これまで世界の多くのブロガーが証明してきましたが、ブログはSNSと抜群の相性を持っています。世界的に成功しているブロガーほぼ全てが、SNSを上手に活用し、公開したブログを自らSNSで投稿(一次拡散)することで、読者やファンを増やしています。

シェアド・コンテンツマーケティングで作成した自社のPRブログを、公開の度に根気よく、地道に、継続的にFacebookやTwitter、その他のソーシャルメディアで自ら拡散(一次拡散)し続ければ、事業者の認知はますます高まります。ブログを読む人もどんどん増えていきます。必要な時間はブログ公開後の本の数分だけす。それだけで拡散力が格段に高まります。

つまり、初期マーケティングの段階でより多くの興味関心の対象に、自社のことを認知させることもできます。

シェアド・コンテンツマーケティングはSNSとも相性が抜群です。ぜひ、SNSを上手に活用してください。自社のPRブログをSNSどんどん拡散することで、ブランド認知が確立されていきます。

次回の記事では、今年2018年のソーシャルマディアの最新動向についてご説明します。それを見ると、やはり世界の王者はまだまだ日本でも健在なのがよくわかります。

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