アメリカのゴールドラッシュの話。金鉱を掘り当てることを夢見て資産を叩いてカリフォルニアに金鉱にやってきた親子。来る日も来る日も山を掘るが一向に金鉱は現れず、1年以上が経過したある日、あきらめて金鉱の山を後にする。しかし、そのすぐ後に採掘所にやってきた一人の青年。親子が去った採掘現場を掘ってみると、なんとそこから金鉱が・・・。ありがちな成功話ですが、全てはこんなもの。その親子があともう少し諦めずにその山を掘っていたら、金鉱は親子のものでした。SCMのPRブログも同じです。継続することで成果がより鮮明になります。
主な内容
『継続は力なり」はマーケティングの原則
ルーティンとして業務を組む
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■『継続は力なり」はマーケティングの原則
どんなことでもそうですが、失敗は諦めたその瞬間に訪れます。
諦めなければいけない理由は数々ありますが、当初から決めていた資金が底をついたなどでなければ、継続することが、成果につながります。途中で止めてしまうことは大変もったいないことです。
金鉱の話はある意味精神論で結果論ですが、シェアド・コンテンツマーケティング(SCM)においては、
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決して精神論ではありません。
”
継続することが露出を増やすことであり
コンテンツを蓄積していき
Googleでのインデックスが増え
検索エンジンからも検索される確率が高まり
自社のコンテンツのノウハウも蓄積されます
まさに・・・
„
継続することが力になります!
”
例えば、大企業やマーケティング予算が十分に確保されている事業者であれば、お金を掛けて毎日継続的に、ウェブ上や各所に広告を出し、マーケティングを展開し続けることができます。十分なお金があれば、業者が専門スキルを用いて継続的な露出を行います。ですかから、特に自社で手間暇かけて何かをする必要はありません。
しかし、その資金に限りがあるのであれば、シェアド・コンテンツマーケティング(SCM)など、限られた資金の中でもできるマーケティングのツールを最大限に活用し、ちょっとは手間暇をかけて、PRブログを公開し続け、露出し続けることが、自社のノウハウにもなり、資産にもなり、力になります。
「継続は力なり」は本当です。
„
手間暇がかかっても露出を継続することはマーケティングの「いろはのい」です。
”
■ルーティンとして業務を組む
継続するためにはいくつかのコツもあります。自社毎のノウハウやコツもあるとは思いますが、よくあるものをいくつか紹介しますので、参考にしてみて下さい。鍵となるのは・・・
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継続のコツはルーティン化にあります。
”
ルーティン化がPRブログを継続させるための重要な鍵です。その前に、まずは大切な前提があります。それは、
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やる気は継続しない!
”
世の中には、やる気や気合いだけでできてしまう人もいますが、そんな人は稀です。また、あなたが企業トップで従業員に任せるのなら、その従業員に「あなたと同じやる気もマインドもない」ということを肝に銘じて下さい。
PRブログの公開を業務としてルーティン化する
ルーティン化された業務は職務として遂行しようという気持ちが働きます。以下、全てはルーティン化と関連します。
業務のやり方をマニュアル化する
マニュアル化は何かを教えるときにもスムースにでき、とても役立ちます。担当が変わっても直ぐに引き継げ、ルーティングが滞ることもありません。何より自社のノウハウとして定着します。
担当者と責任者を決める
「誰かがやってね」、「時間が空いた人がやって下さい」、「自分たちのためになるからね」など、自発的なやる気に任せては、初めからダメか、当初は良くても継続しません。しっかりと担当責任者を決めることです。
更新回数を決める
どんな期間で何回更新するのかをしっかりと決めルーティン化することです。毎日1本なのか、2本なのか、10本なのか、あるいは、3日1本なのか、1週間に1本なのか、とにかく更新頻度を決めて業務の約束事として、ルーティン化することで継続させます。
定期的に業務をレビューし評価する
例えば、毎日、毎週、毎月等など、定期的に更新内容や実績をレビューして、評価することでモチベーションの維持と向上、業務の確認を行います。PRブログためだけのミーティングが難しいのであれば、他のミーティングのアジェンダの一つとして組み入れ、ルーティン化することです。
評価に基づき改善点やアイデアを出し合う
定期的な業務レビューの中では必要な改善点やコンテンツやネタのアイデアなどをみんなで出し合い、話し合うとモチベーションの維持と向上にもつながります。
評価基準を決める
KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)とKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)はご存知ですか?ここでは詳細は省きますが、KGIは明確に数値化した最終目標で、KPIはその目標達成までのプロセスの中で達成度を測る数値化された数値基準です。例えば、PRブログの目的が問い合わせを増やすなら、その問い合わせの件数や増加率などを目標数値として設定し、その過程で重要となるアクセス数、「いいね」の数、社の数、ファンの数などの数値を目標達成までの評価基準とするのなどです。この設定数値と実際の数値結果をみながら、必要改善などを具体的に話しあうと、やるべきこともより具体的になります。
チームワークに徹する
一人でPBブログを担当する場合は大変難しい課題ではありますが、たとえ、責任担当者が一人でも全社的に取り組む業務として、社内の理解や協力も大きな力になります。
仕事は楽しいことばかりではありませんが、できれば楽しくやりたいものです。それが、また継続の力にもなります。
シェアド・コンテンツマーケティング(SCM)は手軽にできるので、継続する上ではそんなにハードルは高くありませんが、マンネリ化はできるだけ避けたいものです。マンネリから継続停止になることもあります。
「継続は力なり」はマーケティングの原則です。
そして、
マーケティングの基本中の基本は露出を継続することです。
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