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執筆者の写真松本 啓嗣

Google ChromeをMozilla Firefoxに乗り換えてみる・・・さて、どうなる?

最近 Google Chrome の調子はどうですか?


ひょっとする筆者だけが密かにそう思っているだけかもしれませんが、なんだか最近ちょっと具合が悪そうな・・・そんな気がします。


そこで、ブラウザーではどちらかと言うと新参者の Mozilla Firefox が、何やら、「やたら速度が早くなっている」と巷で聴いたので、早速最新バージョン「Firefox Quantum」を試してみることにしました。


リリースは昨年(2017年)11月14日(米国時間)です。


すると、ちょっと面白い意外な結果が???


Google chromeと言えば、あの天下のInternet Explore(IE)を追いやって、今やビジネスでもインターネットブラウザーの標準となっています。IEが市場を独占していた頃が何となく懐かしい・・・そんなこと言っている場合でもなさそうです。今、chromeはあの頃のIEと似ていると思いませんか?(マイクロソフトは、今、しゃかりきになって次世代ブラウザーのMicrosoft Edgeを推し進めていますが、誰にも注目されていないような・・・)



chromeってタブを増やすとマシンが重たくなるって噂、聞いたことありませんか?

どうやらタブを増やすとメモリーを大量に食いつぶすようです。実際に筆者もよく経験しています。


ネットでよく調べ事をしながら資料作ったり、次から次へとタブを開いていくと、突然、マシンの動きが・・・。まぁ、注意すればいいのですが、一生懸命になるとついついタブをいっぱい開いているの忘れてしまいます。ウェブ(クラウド上)で作業している時は最悪です。これまでやっていたことが突然フリーズ状態、仕方なくリロード。すると・・・、ああ、悲しや。。。


そこで Mozilla Firefox Quantum を試してみました。

まずはスピードです。


うーん、速度は問題ないですね。Chromeに慣れていると普通かな?って感じです。

と、言うよりchromeと同じくらいのパフォーマンスはあるみたいです。全然、ストレスじゃないし、これだけのスピードなら、何ら問題なさそうですね。goodですね。


実際行われているベンチマークテストでも両者に際立った違いはないようです。


でも実はこれ、これまでのMozilla Firefox 旧バージョンの2倍の速度なんですね。この高速化こそ、最新版の「Firefox Quantum」の目玉です。


タブを10個開いても、1000個開いても即応答してくれるみたいです。さすがに1000個は試していませんが。。。。


でも、そこそこのタブでは問題ないようです。実は、これ、筆者にはちょっといいかも!?


「Firefoxは遅い」、って皆さんの概念もこれで見事に払拭できます。


速度ばかりかメモリの使用量もGoogle Chromeと比べても大幅に少なくなっています。


なんと、Googleの30%省メモリーなんですって。


Googleもうかうかしていられませんね。



デバイス間の同期だって問題ないか。。。

今では、デバイスを跨いで使用するのが当たり前ですから、都度、設定をしたりじゃ面倒ですよね。これも問題なさそうです。


Mozillaが開発した拡張機能『Multi-Account Container(マルチアカウントコンテナ)』を使うと、どのアカウントでログインしているかを意識することなく使えるので、仕事用のアカウントとプライベートのアカウントを一つのマシンで使い分けている人には重宝です。


Googleアカウントと同じ感じです。


仕事とプライベートでアカウントを分けていなくても、この拡張機能があればプライバシーの保護にもなるのでいいんじゃないですか。。。


これもGoogleと遜色なしかな。


トラッキングもブロックしてくれるぞ。。。

Firefoxはウェブページのコードに隠されているトラッキング機能を自動的にブロックしてくれます。トラッキングされるのって、うんざりですよね。何だか覗き見されているみたいでイヤですよね。「エッチっ!!」って感じです。


ウェブ上のトラッキングコードを排除することが、結果的に高速化にも貢献しているみたいです。これまでより44%も高速化できるそうです。やりますね。



保存機能の「Pocket」も便利ですね。

あとでページを読むときのためのPocketもブラウザーの機能で付いています。ポケットにしまうようにどんなページでも簡単に保存できます。


また、


ウェブページを切り取っておきたい時には 「Firefox Screenshots」 が役立ちます。

ボタン一つで、ページ全体でも、一部でも直ぐにスクリーンショットがとれます。ローカルにも、クラウドにも保存できます。これもブラウザーの機能で直ぐに使えます。


先ほどのトラッキングのブロックもそうですが、Firefoxのブラウザー機能としてこういったツールがあると、とても便利ですね。。。



拡張機能はやっぱりGoogleに軍配かな・・・!?

Googleがすごいのは拡張機能が豊富ってこと?さすが天下取っているだけありますね。Firefoxはここまでないですね。。。


でも、「本当にそこまで必要か」、とも思います。。。


それどころか、サードパーティ(第三者)の拡張機能やアプリは、便利そうで面倒なこともあります。悪意があるものも交じってはいないかと、ちょっと心配にもなりますね。


えっ、筆者だけ!?


でも、「Googleだから大丈夫か」って高を括ってはいられません。すべて自己責任です。Googleが安全性を保障しているわけではないので。。。


それに、Firefoxにも拡張機能はありますよ。


web音痴にはちょっと勉強も必要ですが、 APIを使えばいろいろとできちゃいます。見当たらない機能でも、Mozillaの公式サイト「拡張機能」を見れば、対応済みの拡張機能を調べることもできます。



でっ、結局軍配は?

速度やブラウザー機能では五分五分かな?

いっぱい拡張機能を使う人は断然Googleですね。


あとはこれまでの慣れと好みの問題・・・。


ただ、もうGoogleも、いつまでも胡坐(あぐら)をかいてはいられません。Firefoxはもうすぐそこまでやってきました。うかうかしていると、その昔、天下を取っていた Microsoft のようになっちゃうかも!?



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