top of page
執筆者の写真松本 啓嗣

【コンテンツマーケティング】成果がでる、でないはこれで決まる! 『制覇その8:読者を加速度的に一気に増やす方法!』


SNSや広告を活用し成果を促進する

さて、前回の「【コンテンツマーケティング】成果がでる、でないはこれで決まる! 『制覇その7:コンテンツを見つけてもらうための効果的なチラ見せ!』」はいかがでしたか?今回はシリーズ第8回目です。 前回はSEOでコンテンツを見つけもらう地ならしについてお話ししました。今回はさらに読者を一気にスピードアップして増やす方法についてお話しします。でもその前に、まだ7回目を読んでいない方は、まずは、そちらお読み頂いてから、この記事をお読み頂くことをお勧めします。


マーケの得ダネ コンテンツマーケティング

第8回の内容

  1. ソーシャルメディアでコンテンツを拡散する

  2. 広告を打てば確実に広がる!Facebook広告/リスティング広告など・・・

  3. メルマガ(メールマガジン)を活用する

  4. リアルマーケティングや営業活動も利用する

  5. ホームページやメールなどでもサイトの明記を忘れずに

  6. ブランディングやイメージ形成にも役立つネイティブ広告なら相性抜群

  7. 競合のサイト、参考となるサイトメディを研究する

 

コンテンツマーケティングはその名の通りマーケティングです。趣味で書くブログではありません。集客に結びつけ、最終的には収益を上げるためのマーケティングの一つの手法です。そのためには、多くの読者をできる限り短期間で集める必要があります。前回お話したSEOもその一つで、検索エンジンからのアクセスを増やし安定化させます。しかし、SEOはやはり若干時間を要するプロセスです。アクセスが増え安定するまでには、早くても3ヶ月~6カ月前後、場合によっては1年以上かかることもあります。

この期間を少しでも短縮できるといいですよね。できれば短期間で加速度的に読者を増やせれば、マーケティングとしても成果を上げる可能性がさらに高まります。そこで、第8回の今回は、短期間で読者を増やすための様々な方法についてお話します。どれか一つを行うのもいいですが、できれば、組み合わせで行うとより効果が高まります。

 

8-1 ソーシャルメディアでコンテンツを拡散する

SNSなどソーシャルメディアは、コンテンツマーケティングとも大変相性がいいメディアです。コンテンツマーケティングを行う事業者のほぼ全てがソーシャルメディアを活用して、コンテンツを拡散しています。SNSでの拡散はコンテンツマーケティングとはほぼセットで行われ、切っても切れない、外せない施策です。

ソーシャルメディアと言えば、今では誰でも知っているFacebookやTwitterなどがその代表です。その他にもLinkedInやGoogle+、Instagram等もビジネスでよく利用されています。また動画を含むコンテンツであれば、YouTubeでの配信も有効です。これらソーシャルメディアの特徴は拡散性が高いことにあります。特に、FacebookやTwitterでは様々な投稿が頻繁に拡散されています。ただ、多くのSNS(FacebookのFacebookページは除く)は個人の利用が目的で商業利用は原則NGです。しかし、これらの情報拡散のどこまでが商業利用になるのか、明確な線引きはグレーゾーンです。実際には多くの事業者の製品やサービスなどの情報も流れています。利用の際は各自の判断と責任で行って下さい。ただし、露骨な宣伝や広告は絶対に避けましょう。利用者を不快にさせ、逆効果になりかねません。

一般的に行われる方法としては、ビジネスブログを公開した際(また、その他のタイミング)に、FacebookやTwitterなどで嫌みにならないよう告知し、ファンやフォロワーを通じて拡散されることを期待する、ということになります。ファンやフォロワーが少ない場合や、密接な関係が築かれていないと、当初は中々広がりませんが、地道にSNSで投稿することで徐々に読者も増え、「いいね」やシェアも増えてきます。既に多くのファンやフォロワーがいて密接な関係が築かれていれば、驚くように早く広がることもあります。繰り返しですが、露骨な宣伝や広告はNGです。


また、ぜひ、Facebookページを作成することもお薦めします。Facebookは原則、個人の実名登録での利用が条件になっています。しかし、事業経営者や組織運営者に関わらず、個人が属する事業者(会社など)や団体などの専用ページを作成し、ビジネスや組織などの活動を掲載することができます。つまりFacebookページを作れば、堂々とビジネスを宣伝できます。個人のFacebookアカウントさえあれば、誰でも作れます。もちろん無料です。基本的な利用方法は個人のページとそれほど変わりませんので直観的に利用できるようになっています。また、個人のアカウントサービスにはない、ビジネス向けの便利な機能やサービスも利用できます。無料でここまでできるのかと思わせる便利なサービスです。

中には、特定のホームページを持たず、Facebookページをホームページのように利用する事業者もいます。複数のFacebookページを作ることもできますので、事業やサービス毎、あるいはお店なら店舗毎にFacebookページを作成するということもできてしまいます(ただし、一人の個人アカウントであまりも多くのページを作ることは好ましくありません。Facebookにより不正利用とみなされる場合もあり、個人アカウントそのものが閉鎖される可能性もあります。常識と良識の範囲でそれぞれの判断と責任の下、行って下さい。Facebook社と確認を取りながら行うのがベストです)。

Facebookページを作成するとFacebookで広告を出稿することもできます。広告を上手に利用すると、短期間で効率的にビジネスブログの読者を増やすことも可能です。コチラについては次のセクションでお話します。


マーケの得ダネ コンテンツマーケティング

また、ビジネスブログサイトの各記事(ページ)にソーシャルアイコン(FacebookやTwitterなどSNSを介して「いいね」を押したり、投稿をシェアできるボタン)を設置することも有効です。記事を読んで気に入った読者が「いいね」したり、シェアして拡散できますので、拡散力も一層高まります。(この記事の終わりの個所にもソーシャルアイコンが設置されています。ぜひ、シェアをお願いします!!)

 

8.2 広告を打てば確実に広がる!Facebook広告/リスティング広告など・・・

お金はかかりますが、最も手っ取り早く確実にサイトにアクセスを集める方法があります。SNSや検索エンジンで広告を出稿する方法です。中でも特に注目すべきはFacebook広告です。

そもそもソーシャルメディアはコンテンツマーケティングともとても相性がいいメディアと言えます。既に多くのファンやフォロワーがいて関係性を築いているのなら、ブログ記事を紹介するだけでも比較的拡散されやすいと言えます。しかし、まだそんなにファンやフォロワーがいない、あるいはもっともっと加速度的に読者を集めたい、ということであれば、Facebook広告はとても優秀で効果的な手段になります。おそらく現時点ではFacebookで広告を出稿することが、読者を集める上でも、最も手軽で早く効果が高いと言えそうです。

■今さら聞けないFacebookとは

  • インターネット上で世界中の人と交流できる、世界で最も多くの人が利用する圧倒的に世界最大のソーシャルネットワークサービス(SNS) です。

  • 世界のアクティブユーザー(稼働利用者)は20億人以上、日本でも3000万人に迫る勢いです。また、毎日1億時間以上も視聴される巨大な動画視聴SNSでもあります。Facebook広告はこれらターゲットに向けて開放された巨大広告媒体です。

  • 実名登録を原則とし、地域、年齢、性別、キャリアや様々な趣味嗜好、行動様式など、マーケティングに有効な個人情報のビッグデータを構築しています。この膨大なビッグデータを有効活用した広告展開ができます。

  • 広告との親和性が高く、広告で最も成功したSNSとも言われています。国内だけでも約3000万人を対象に広告を出せるのが最大の魅力です。通常の広告なら数千万円~数億円単位の広告料に匹敵します。Facebook広告なら、お小遣い程度の広告費からでも広告出稿ができます。

  • 様々なターゲット層に向けて広告配信をカスタマイズできるので、テスト運用を通して広告の最適化ができると、格段に成果が上がり、また飛躍的に費用対効果がよくなるのも他にない大きなメリットです。

  • Facebook広告は多くの企業が取り組む集客に有効な広告媒体です。特に動画広告に取り組む企業がますます増えてきました。Facebookの動画広告は、静止画像による広告より確実に成果を出すことができ、SEOやリスティング広告などと比較しても、格段に速く、確実に、そして安価でサイトにアクセスを集めることができます。上手に活用することで、コストを最小限に抑えながらも、より効果的、効率的に認知アップ、関係性の構築と維持、見込客発掘、見込客のナーチャリング、さらには収益へとつなげることができます。

Facebook広告はとても簡単にできます。広告代理店など、代行業者も数多くありますが、アクセスを集めることが目的であれば、コツさえつかめば、おそらく業者を利用するまでもなく、誰でも比較的直ぐに効果が出せます。Facebook広告については、いずれ別の機会に詳しくお話したいと思いますが、まずはFacebook社のサイトをご覧ください。驚くほど簡単です!個人のFacebookアカウントを持ち、Facebookページを作っていれば直ぐにでも始められ、広告出稿後直ぐに成果も見え始めます。

Facebook広告の特徴とメリットは、潜在ターゲット層へのアプローチが効果的にできる点です。ニーズや目的を持って検索をする検索エンジンからの流入とは全く異なるユーザーがターゲットになります。貴社のことを全く知らない多くの人たちに対し、現時点で特に貴社のサービスに差し迫った必要性などは感じていなくても、「何だか面白そうだな」「なんだろ、これっ?」などと、興味関心を示す人たちを、効果的、効率的に集めることができます。本人も明確に気づいていいない潜在ニーズや、あるいはこれまで先送りしてきたり、または何となく素通りしてしまっていた潜在ニーズを持つ対象でも、Facebook広告なら集めることが可能です。

予算管理が簡単で安心

広告予算を1日単位で設定することも、全体の総額予算の上限を設定することもできます。ですから、予め決めておいた予算を上回る心配はありません。1日の最低予算も100円から設定できます。とてもリーズナブルです。また、リンクのクリックなど、広告を見て特定の行動をした場合にしか課金されない「クリック課金」を設定することもできます。

全く初めてでも、10,000円~20,000円程度の予算でも、例えば、1週間ほどの短期間でも1000~2000件、あるいはそれ以上のアクセスをサイトに集めることも可能です(保証するものではありません)。もちろん、広告予算次第ではもっと多くのアクセスを集めることもできます。

ただし、読者を増やすためにサイトにアクセスを集めるこを目的とする場合は、コンバージョンなど短期間で収益化を目指すための広告ではないので、費用対効果をどう考えるかなど、議論の余地は残ります。

しかし、仮に1万アクセスや2万アクセスを比較的短期間で集められるとしたら、予算が十万円以上必要になったとしてもその価値は十分あるかもしれません。それをきっかけにファン化し、さらに拡散ができるとしたら、一気に軌道に乗せる可能性もぐっと高まります。

会員ビジネスでは、無料会員であっても、とりあえず1万会員集めることが一つの目安となり目標とされます。2万会員集まると、さまざまな展開も出来き始め、収益的も落着き始めます。もちろん商材や事業内容により一概には言えません。これ以下でも大丈夫な場合も、それ以上必要なこともあります。もし、それらの諸条件を度外視するのであれば、1から始めるビジネスでも、当面はファンやメンバー5000人を目指し、さらに1万人を目標とするといいでしょう。

この人数をどうやって短期間で集めますか?

コンテンツマーケティングとFacebook広告を上手に絡めながら運用することで、短期間でサイトにアクセスを集めることも可能なので、早期に読者を増やし、さらにはビジネスを早期に軌道に乗せることも可能になります。

この他の広告では、リスティング広告運用も考えられます。ただし、昨今クリック単価の高騰もあり、サイトにアクセスを集めることが目的だとすると、コスト的にはなかなか合いづらくなっています。リスティング広告を検討する場合は、費用対効果をしっかりと考える必要がありそうです。

 

8-3 メルマガ(メールマガジン)を活用する

既にメルマガを発行しているのであれば、これを活用しない手はありません。追加コストをかけることなく、任意のタイミングで情報発信できるメルマガジは、事業者にとってはメリットです。メルマガで新規公開記事や人気記事の案内を送ったり、または、その他の告知や案内のメルマガの中ででさりげなく記事を紹介することもできます。

ただし、昨今メルマガの開封率は下がっています。DMと同様、開封されずそのまま放置されるリスクが高いのがデメリットです。開封率を上げるための工夫やテクニックも必要です。ほぼコストをかけることなくできるのがメルマガのメリットでもありますので、ぜひ、読者が「読みたい」「届くのが楽しみ」と思うようなコンテンツ作りを目指して、有効にメルマガを活用すると、読者を増やすことにも役立ちます。


マーケの得ダネ コンテンツマーケティング

 

8-4 リアルマーケティングや営業活動も利用する

リアルマーケティングや営業活動もコンテンツマーケティングに活かすことができます。

例えば、配布する資料やチラシ、名刺でブログサイトを紹介したり、セミナーを開催する時にも案内したり、交流会など多くの人と接する場でサイトのことを紹介したり、あるいは営業の現場で直接伝えるなど、ことある毎に、あらゆる機会や場、資料などでサイトを紹介することも読者増加につながります。

 

8-5 ホームページやメールなどでもサイトの明記を忘れずに

何かを知らせ認知させるために絶対必要なことは、とにかく露出することです。貴社のホームページやその他運営サイトにも、ビジネスブログのサイトのリンクを張り、気づいて興味を持った訪問者をサイトへと誘導する接点を作ります。お客様や取引先などのメールのフッターにビジネスブログを記載しリンクを張ることで、一人でも多くの読者を呼び込むことができます。インターネットで人との接点になるところでは、とにかくビジネスブログのことを知らせ、リンクを張ってください。地道ではありますが、お金はかかりませんので、プラスになってもマイナスになることはありません。

 

8-6 ブランディングやイメージ形成にも役立つネイティブ広告なら相性抜群

「ネイティブ広告」(ネイティブアド)をよく耳にするようになったのは、おそらく2014年頃からではないでしょうか?一見して広告とわかるバナーやディスプレイ広告を広く多くの人に露出するのとは異なり、興味ある対象に向けてしっかりと読み込ませる、あるいは動画などで視聴させる、取材の形式を取った「記事広告」です。しっかりと読み込ませる、あるいは視聴させるという意味では、コンテンツマーケティングとも通じるところがあります。ただし、コンテンツマーケティングとは異なり継続的にコンテンツを公開し配信するものではありません。一番の特徴は、取材という記者の客観的な視点を持ったコンテンツになる、あるいは、そのような印象が強くなる点です。

ネイティブ広告には各種あります。様々な捉え方もあります。弊社が考えるネイティブ広告は、広く一般的に知られているものとは異なると思われますので、もう少し掘り下げ、弊社が薦めるネイティブ広告への理解を深めて頂ければ幸いです。

ネイティブ広告とは?

ネイティブ広告という言葉は比較的新しいものですが、実は、インターネット時代が訪れるずっと以前から存在するマーケティングの手法です。例えば、雑誌などではかなり古くから存在しています。記事のように書かれているのですが、実は広告だったというものを見た方も多いのではないでしょうか。一見、広告と見分けがつかないのが特徴でもあります。テレビでも似たようなものはあります。取材番組のように制作されたテレビショッピングです。このような記事広告は、前者の取材記事広告とは異なり、ダイレクトレスポンス型であり、刈り取り型で、即購買、あるいは比較的短期間で購買につなげことを目指しています。

既述のFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア、あるいは、SmartNewsやYahoo!ニュース、GunosyやAntennaなどのキュレーションメディアで流れる「インフィード型広告」もネイティブ広告に括られます。ただ、これらのインフィード広告はコンテンツ型というより、フロー型です。クリックさせることに重点が置かれているため、一瞬で惹きつけランディングさせたいサイトへ誘導する広告づくりの工夫が必要です。

ネイティブ広告には、記事か広告がわかりづらいものも多くあり、なんとなく「欺かれている」、という印象を持つ人も多くいるようです。また、広告の内容と移動先のコンテンツの内容にあまりにも乖離がある場合は、「意図的な釣り広告ではないか」という疑念を持たせ、手法として問題視する方もいるようです。

価値あるコンテンツに重点を置いたコンテンツ型のネイティブ広告

ここで弊社が取り上げている「記事広告」はそのような広告ではありません。取材に基づき企業や製品サービスの魅力を伝える「魅せて読み込ませる」価値あるコンテンツであることが重要です。すぐに購買を迫る刈り取り型の広告ではなく、ブランディングアップやイメージ戦略、認知向上、または、その後のリードナーチャリング(見込客育成)を目的とする、コンテンツ型の取材記事広告です。こうした取材記事広告から、ビジネスブログなどのサイトへの動線を作り、自然とブログコンテンツに惹き込み、読者にすることを目指します。取材記事には客観性があり、あるいはそのような印象を持たせるため、比較的スムースにコンテンツサイトへ誘導することが可能になります。

また、インターネットの特性上、コンテンツ型の広告は掲載を継続し続ける限りアクセスが可能で、情報価値が失わなければ、有効な価値あるコンテンツとして機能し続けるメリットがあります。例えば5年前に作成した取材記事広告が、今、そのコンテンツにアクセスした人にとっても有効で有益な情報ともなる可能性が大いにあり、ビジネスブログのコンテンツへと惹きこむトリガーにもなります。記事作成時に費用がかかるとしても(あるいは掲載にも若干のランニングコストが必要でも)、メリットを享受し続けられることを考えれば、持続的な価値ある投資にもなります。

コンテンツ型ネイティブ広告とは?

  • 価値ある良質なコンテンツ制作

  • 認知(プレゼンス)を高める

  • ブランディングアップ

  • イメージ戦略(好イメージの定着)

  • リードナーチャリング(見込客育成)

  • 関係性の構築と強化

コンテンツ型ネイティブ広告はコンテンツマーケティングとも相性がいい広告です。コンテンツマーケティングのコンテンツの一部として提供でき、コンテンツマーケティングそのものと一体化できます。事業者の認知を高め、ブランディングやイメージの向上や、リードナーチャリングを通して事業者や事業者の製品サービスの興味や関心も高め、見込客や顧客との関係性を築き強化するために、取材を通して事業者の魅力を引き出し、読者にとっても価値ある良質なコンテンツに作り上げることを重視し、主眼を置くところが特徴です。

 

8-7 競合のサイト、参考となるサイトメディを研究する

現在、コンテンツマーケティングで成功している競合やモデルとなるサイト、または、短期間で急激に伸びているサイトを知り、研究することは、自社のコンテンツマーケティングを成功に導く数々のヒントを提供してくれます。

今日、アメリカでは9割もの事業者がコンテンツマーケティングを行っているとの報告もあります。アメリカではこれまで主流だったインターネットでの刈り取り型のダイレクトレスポンスマーケティングは、徐々に影を潜めています。また、これまでのセールスファネルでは有望な潜在見込客を集客しづらくなり、AMB(Account Based Marketingと言うマーケティングの理論と実践が急速に注目されています。派手な刈り取り型のランディングページや、動画を活用したプロダクトローンチも敬遠される傾向にあります。インターネットのマーケティングの主流が完全にコンテンツマーケティングへとシフトしています。そんなマーケティング先進国のアメリカの実情と傾向を知ることは、大いに役立ちます。インターネットのマーケティングでは、アメリカで成功していることは、ほぼ間違いなく日本にも上陸し、多くの成功事例を生み出し、主流になります。

実際、日本でも同様の動きがあります。まだまだ、派手な刈り取り型のランディングページやプロダクトローンチ型マーケティングなどもありますが、今、徐々に、そして確実にコンテンツマーケティングにシフトしています。コンテンツマーケティングに取り組む企業が確実に、そして急速に増えています。

それだけコンテンツマーケティングに取り組む競合が増えているということにもなりますが、そもそも、じっくり選ぶことに慣れてきた成熟したマーケットでは、必然と良質な価値あるコンテンツが求められます。B2C(BtoC)でもB2B(BtoB)でも同様です。自ら情報にアクセスでき収集できるネット社会では、本質であるコンテンツに真正面から取り組むことは必須であり、成功の近道とも言えます。もはやコンテンツを避けて通ることはできません。選ばれる存在になるためにはコンテンツが大きな鍵になっています。

そんな中、数多くの成功例も生まれています。競合であっても、参考となるサイトであっても、多くのモデルを研究することができます。同じような商材、同じようなペルソナを持つ企業がいれば、当然そこには競争も生まれます。競合相手がいる以上、無視することはできませんので、しっかりとリサーチし、参考になる点は取り入れ、さらに良くするように取り組むことが必要です。今の相手を100%だとすると、それを上回る120%のコンテンツを目指しを実現しなければなりません。

120%のコンテンツを目指すのであれば、コンテンツの質は当然のことながら、量、深み、広がりも重要な要素となります。サイトのデザインや見栄えも大切です。ユーザーフレンドリーな使い勝手、機能性、手軽さや簡単さも大切です。お客様対応などのサポートも影響します。さらにはこれまでにない、着眼点や視点、アイデア、発想の転換・・・等々、120%のコンテンツを目指すための要素はあらゆるところに潜んでいます。その120%を目指すためにも競合や参考サイトを研究することは重要で、ヒントを掴み、ひらめきにもつながります。

Good luck!!


マーケの得ダネ コンテンツマーケティング

さて、今回はここまでです。前回のSEOに加え、さらに短期間で読者を増やし、コンテンツマーケティングの成果を最短で最大化するための方法について、お話しました。いよいよ次回は最終回です。リードナーチャリングやインサイドセールスなど、コンテンツマーケティングの成果を集客や収益に結び付ける方法についてお話します。

閲覧数:53回0件のコメント

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page